おはようございます。
山本です。
今朝の高松は優しい雨が降っていました。
この時期、暖かくなったり寒くなったり、
体調管理が難しい時期ですね。
さて、今日は『学び方』についてお話します。
僕たち研修講師が最も気をつけているのが、
『学ぶ目的を明確にする』ことです。
逆に一番恐れているのは、
『漫然と研修を受ける』人がいることです。
学びというのは、『何を』学ぶかも大切ですが、
『いかに』学ぶかの方が大切です。
ある組織で研修を行った時、
明らかに「受けさせられている」雰囲気が会場に広がっていました。
「また1日缶詰めか・・・」
「やらなきゃいけない仕事があるのに・・・」
と、不満そうな声が漏れ聞こえてきます。
そのまま1日研修を終えて、
書いてもらったアンケートにはこう書かれています。
「前にも受けた内容で新鮮味がなかった」
「知っている内容なのでおもしろくなかった」
何度か行ったテーマだったのでしょう。
しかし、何度も受けさせられるということは、
「できていない」と判断されているからではないでしょうか。
ともあれ、こんな研修もたまにあります。
逆に、募集に対して自ら手を上げて参加してくれる研修もあります。
偶然、前述の組織を同じ月に同じテーマで行ったのですが、
こちらは最初から雰囲気が全然違います。
「前からこのテーマに興味あったんだ」
「いつ開催されるか楽しみにしてたよ」
「◯◯さん、また一緒に勉強できるね」
と、とても明るく前向きな声が聞こえてきます。
案の定、講義もワークも盛り上がり、
書いてもらったアンケートには、こう書かれています。
「知っていたけど、できていないことに気づいた」
「やってるつもりだったけど、まだまだだなと思った」
「難しいところもあったけど、一つずつ実践したい」
さて、前述の組織での研修と、後述の手上げで集まった研修と、
どちらの参加者が成果を出すでしょうか?
僕たちは、セミナーや講演、研修などでは、
『何を学ぶか?』から入りますが、
先にお伝えした通り、重要なのは『いかに学ぶか?』です。
押さえておきたいのは、
『目的を持って学ぶこと』です。
セミナーや研修に集中するために
その研修が役に立ちそうな場面をイメージしてください。
具体的であればあるほど真剣に学べます。
そして、周りの受講者への影響も考えてください。
会場の雰囲気を作っているのは、受講者一人一人です。
真剣で前向きな人が多いと良い雰囲気に包まれます。
逆に、受けたくないオーラ全開の人が多いと雰囲気が悪くなります。
目的を持っていい雰囲気で学ぶと、行動が変わります。
行動が変わると結果が出ます。
結果が出ると検証できます。
検証できるとまた新たなアプローチが見つかります。
こうして、一つの学びをきっかけに
どんどん変化、成長してくことができます。
ほんのちょっとした工夫
『目的を持って学ぶ』を実践するだけで大きく変われます。
ぜひ、お試しください^^
では、今日もすばらしい1日をお過ごしください。
最後にお知らせです。
3月21日(土)コーアクティブ・コーチング説明会&体験会
http://kokucheese.com/event/index/264815/
3月22日(日)コーアクティブ・会話術
http://kokucheese.com/event/index/255806/
4月2日(木)いよいよスタート!
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