昨日は法務局さんと鍼灸師会さんの研修打ち合わせでした。
当日が楽しみになるような打ち合わせでとても豊かな時間を過ごさせていただきました。
さて、あなたは相手に伝えたいこと、ちゃんと伝えていますか?
そして、相手はきちんとあなたの言ったことを理解してくれていますか?
先日のことです。
僕はある人にコーチングについて話しました。
「コーチングとは・・・」
と、話し始めて数分後、相手の表情が曇ったように感じました。
それでも手を替え品を替え、説明を続けました。
話すこと約1時間。
その人から、ふとこんな言葉が。
「わかったような、わからないような・・・」
と、「もういいや」と言わんばかりに引いています。
え?これだけ詳しく説明したのに?
一生懸命、わかりやすく説明したはずなのに、
全然伝わっていませんでした。
なぜ、こんなことが起こるのでしょう?
僕たちは相手がわかりやすいと思えるような内容を考え、
先回りして説明をしているはずです。
しかし、あるポイントを外しているのです。
そのポイントとは、
『相手の知りたいこと』です。
「当たり前じゃないか!」
と、思われるかもしれません。
が、実際にやってしまうんです。
理解してほしい、わかってほしいと思うときほど、
相手の人が『どんな疑問を持っているのか?』
あるいは、『どこに興味を持っているのか?』
をしっかりと聞く必要があるのです。
そうでないと、僕の例のように
的外れな説明をして相手を困らせてしまいます。
話し手側と聞き手側の頭の中は違います。
話し手側には理路整然とした筋道が立っていても、
聞き手側には断片的な情報としか捉えられないことがあります。
それらの断片的な情報を話し手側の頭の中と同じように
整然とした流れを作るためには、相手の興味関心を知り、
そこに筋道を立てて説明する力が必要なのです。
まず、相手に現状の理解度を訊き、
疑問に思っていること、知りたいことを訊き、
それに沿って話をしたら、最後にまた理解度を訊く。
何か説明するときには、
この3回の『訊く』を心がけてみてください。
今までよりはるかに理解してくれると思いますよ。
どうでしょう?
お役に立てました?
では、今日もすばらしい1日にしてくださいね^^
最後にお知らせです。
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