モチベーションアップのキモ

体育の日を含めて3連休でしたが、いかがでしたか?

「休みなんてないよ」なんて方もいらっしゃったかもしれませんね。


僕はこども達の柔道の試合を見に行ってきました。

小学生とはいえ、なかなか迫力がありますね。


うちのこどもはというと・・・、

続きは最後に。



さて、先日、ある組織の若手に対する

モチベーションアップの研修を行ってきました。


「いかにモチベーション高く仕事をしてもらうか」


経営者や人事担当者にとっては大きな問題です。



しかし、当の社員達はさほど大きな問題とは捉えていません。


仕事は与えられたものをこなすだけで、

それ以上でもそれ以下でもないのです。


「モチベーションが高いのはいいだろうけど、

自分はそれに左右されずに仕事をしている。」


そう考えている社員は多いものです。



そんな社員に向かって

「やる気を出せ」と言ってみたり、

「モチベーション高く仕事をするには・・・」

とアドバイスをしてもほとんど効果はありません。


それより大切なことがあります。



それは

「社員一人ひとりのモチベーションの源泉に触れること」です。



やる気が高まるポイントは人それぞれ違います。


作業そのものにやりがいを感じる方もいれば、

周りの評価に関心がある方もいます。



そういうと

「休みや給料にしか興味がない社員にはどうしたらいいのか?」

と聞きたくなる方もいらっしゃるでしょう。


安心してください。

そんな人はいません。



どんな人でも仕事の関係でやりがいを感じるポイントは

必ずあります。


仕事自体でのやりがいを感じられないから、

それ以外で穴埋めしようとするのです。



そこで重要になってくるのが「機会の提言」です。


世界的に有名な経営コンサルタントのジョン・P・コッター氏が

著書『実行する組織』の中でも明言しています。



社員自身のビジョンを実現するために

企業としてどう貢献できるのかを提言してあげるのです。



社員もそれぞれビジョンを描いています。

それをきちんと聴いてあげてください。


そして、そのビジョン実現のお手伝いをしてあげてください。


もちろん、企業活動の中で、です。



そうすることによって、社員は

「この企業で働く意味」を見出します。


その意味を日頃から意識しながら働ければ、

モチベーションは自然と高まります。


なぜなら、自分自身のためになるとわかっていれば、

誰だって一生懸命になりますから。



ということで、モチベーションアップのキモは

「個人ビジョン」を聴き出すことと

そのビジョン実現に対する「機会の提言」です。



この二つを対話によって行ってみてくださいね。


それでは今日は以上です。


最後までお読みいただきありがとうございました。



どうでしょう?

お役に立てました??



さて、こどもの柔道の試合結果です。

開始10秒で一本負け。


う〜ん、残念。


ですが、ビデオを撮っていたので何度も振り返りました。


いくつか次の試合に向けて課題が明らかになりました。

で、早速練習時間にそれを試していました。


さらに、帰ってから8キロのジョギング。

足腰を鍛えてスタミナをつけるのだそうです。


負けて強くなるなら、

勝って自惚れるよりよっぽど素晴らしいと思います。


「負けを受け入れる」


大切だなとこどもから学びました。


さて、大人もがんばりましょう!