先日、リーダー育成研修をさせていただきました。
その研修では若いリーダーが多く受講し、
交流を図りながら自分の今後を見つめていただきました。
それとは別にリーダーのための自分を育てる教室でも、
多くの若手リーダーが学んでくれています。
さらに、コーチングも同じように
若いリーダーが自分の成長を願い受講してくれています。
研修や塾、コーチングなどを受けている若手リーダーは
一体何を求めているのでしょう?
いろいろ話を伺ううちに、
ある共通点があることがわかりました。
それは、
『協働関係についての悩みを持っている』
という点です。
もう少し詳しく言うと、
上司との協働関係、部下との協働関係のそれぞれに対しての
コミュニケーションについての悩みです。
自分がやりたいように仕事を進めていくために、
どうやって上司や部下を巻き込んでいくか、
日々悩みながら仕事に取り組んでいます。
さて、若手リーダーが取るべき、
上司または部下とのコミュニケーションとは
いったい何でしょう?
もっともポピュラーで大切なのは、
誰しも一度は聞いたことがあると思いますが、
「ホウ・レン・ソウ」と言われる
報告・連絡・相談です。
で、ポイントはというと、
それぞれの目線に立って「ホウレンソウ」できているか?
というところではないでしょうか。
上司が欲しい情報を整理して伝えているか?
部下が感じている疑問に的確に答えられているか?
そんなところを意識してコミュニケーションをとる必要が
あるのではないでしょうか?
さて、リーダーになる方とそうでない方とを比べてみると、
能力にはさほど差はありません。
今、リーダーに求められているのは、
圧倒的な業務遂行能力ではありません。
いかにチームをまとめてイノベーションを起こすか?
が求められています。
イノベーションを起こすには、課題設定力が必要で、
そのためには、さらに二つの能力が求められます。
その二つの能力とは
・現状分析力
・理想を描く力
です。
なぜなら、現状と理想のギャップが今後の課題であり、
課題をきちんと把握しておかなければ、
イノベーションは起こせないからです。
適切な課題設定ができてこそ、
目標やゴールを明確に定めることができます。
目指すべきところが明らかになれば、
チームは自然とまとまっていきます。
もちろん、先程お伝えした周りを巻き込んでいく
コミュニケーション能力も大切ですよ。
というわけで、
若手リーダーに求められている能力とは、
コミュニケーション力と課題設定力の二つをご紹介しました。
もちろん、これだけではありません。
自分に必要だと思える能力を分析して
身につけていってくださいね。
では、今日はこの辺りにします。
どうでしょう?
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