看護管理者のための『パーソナル・コーチング』
あなたには素直に愚痴をこぼせる最適な相談相手がいらっしゃいますか?
困った時や悩んだ時、何か新しい試みを考えついた時、素直にそれを打ち明け、率直なフィードバックをしてくれる人が、ちゃんと身近にいますか?
すでに「いるよ」という方は読み飛ばしてください。しかし、もし答えが「いない」であれば、もう少し読み進めて、ご自身のことを考えてみてくださいね。
このまま適切な相談相手がいないまま、つまり、心の内を素直に話せず、モヤモヤと悩みを抱え続けて、この先何年も仕事をすることを考えるとどうでしょうか。ちゃんと愚痴をこぼすからこそ、前向きになれたり、気持ちを切り替えられたりしますよね。困った時にしっかりと話を受け止め、率直にフィードバックをしてくれる人ができたなら、あなたの仕事に対する気持ちや姿勢はどう変化するでしょうか?
ところで、こんなお悩みをお持ちではありませんか?
□朝起きてすぐ仕事のことが頭をよぎり憂鬱な気持ちになることがある
□やるべきことがきちんとやれているかどうか不安になることがある
□やった方がいいと思うことでも躊躇して実行に移せないことがある
□いつもやることに追われて本来やるべきことができていない
□ホッと一息ついた時や夜寝る前にやり残しを思い出して心が休まらない
□人間関係の悩みが尽きず、ずっとストレスを抱えている
□悩みがあっても一人で抱え込んでしまうことが多い
もし、一つでも当てはまるなら、『コーチを雇う』という選択肢を考えてみるのも良いかもしれません。
鏡を見ずにスタイリングするとどうなるでしょうか?
どんなに忙しくても、仕事に行く前にはヘアスタイルを整えたり、メイクをしたりして出かけるのが普通ではないでしょうか。そして、その際には必ず『鏡』を見ますよね。Googleの元CEOであるエリック・シュミット氏は「コーチは鏡のような存在である。鏡を見ないと寝癖があることにも気付けないように、コーチという存在があるからこそ自分の正しい姿について気付けている」というような発言をしています。
ところで、コーチングを受ける人はどれくらいいるかご存知ですか?一説によると、アメリカのフォーチュン誌が毎年発表している「フォーチュン500」に入る世界有数の企業においては、50%を超える企業の経営者がコーチを雇っているそうです。また、『コーチを雇う』ということが管理職のインセンティブに含まれている企業も増えているようです。つまり、コーチを雇うことは管理職の仕事の質を高めることにおいて有用だと認められているということです。現に、先のエリック・シュミット氏のほか、ビル・ゲイツ氏、マーク・ザッカーバーグ氏、ジャック・ウェルチ氏など世界的に有名な経営者は口を揃えたように「別の視点を持つため」とコーチを雇う理由について言及しています。言い方を変えると、コーチは何かを教える存在ではなく、クライアントを鏡映しにして、新たな視点に気づいてもらうような存在であるということです。
コーチングは受けるものではなく、管理者が持つべきスキル!?
コーチングをお勧めしたある管理職の方から実際に言われた言葉を紹介します。
「確かに職場でのコーチングの必要性は認めます。しかし、必要なのは私ではなく未熟な部下たちの方ではないでしょうか?」
つまり、コーチングとは管理職が持つべきスキルではあるものの、管理職が受けるべきものではないという考え方です。しかし、先に紹介した通り、世界的企業の経営者たちはこぞってコーチを雇っています。これは一体どういうことなのでしょうか?
コーチングの本当の効能効果は、それを体験した人にしかわからない
コーチングを受けるメリットは実際に受けてみたことがある人にしかわかりません。しかし、それは他のことでも同じです。例えば、有名な飲食店があったとしましょう。食事がおいしいだけでなく、雰囲気も店員さんの対応もステキだと評判のお店です。さて、その飲食店の良さを知るために、あなたはどうしますか?口コミを見ただけで満足できますか?やはり直接自分で食べに行かなければ、その味や雰囲気を味わうことはできませんよね。「コーチングっていいらしい」という評判だけを知っていても役に立ちません。ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、やはり口コミも重要な判断材料になるでしょう。実際にコーチングを受けてくれたクライアントからもらった感想をシェアします。
「事業の方向性が明確になり、ブレが無くなった」(飲食店経営者)
「ビジョンを明確に描くことで、『今何をすべきか』が明確になり、社員に対する指示も的確になった」(住宅設備商社)
「問題を的確に捉えることで、余計な心配が無くなって心に余裕が生まれた」(営業職課長)
「頭と心の整理整頓ができて生産性が飛躍的に高まった」(クリニック院長)
「自分で決めた課題をクリアすることで、自分の自信につながりました」(社会福祉士)
「自分一人では、同じ場所でぐるぐる考えているだけだったと思います」(プロコーチ)
…などなど。
そして受けてくれたクライアントみんなから一様に聞く感想もあります。それは「どんな話でも受け止めてくれるコーチの存在は心の拠り所になり、勇気を持って前に進める」というものです。
コーチングですること
初回導入セッションでは、コーチングの説明、解決すべきテーマの明確化、事業・人生の目的の明確化、コーチング期間終了後のゴール設定 などを行います。また、次回のコーチングセッションまでに、人生の目的とゴールイメージの定着 を行っていただきます。
毎月1回行う各月のコーチング・セッションでは、人生の目的を振り返り ながら、その月のテーマに沿ってセッション(対話的戦略会議)を行っていきます。その際、最初に前月の振り返りと今の状態のチェックを行います。セッションでは、当月の「課題」と「問い」を設定し、次のセッションまでに実践していただきます。
コーチング・セッションの最終月は、毎月のセッションに加えて、コーチング期間全体の振り返り を行い、今後の方向性をしっかり定めていただきます。
(※簡単なアンケートをお願いすることがあります)
コーチングについての Q&A
コーチングを受けるメリット vs デメリット
コーチングを受けるのにもメリットとデメリットがあります。
まずはメリットからご紹介します。
①思考の活性化
一人で考え込むよりも、誰かに聞いてもらった方がいいアイディアが浮かんだという経験をしたことはありませんか?コーチはそれを意図的に起こすために日々トレーニングに励んでいます。理想の聞き手として、あなたの思考を活性化することをお約束します。しかし、もちろんご自身でじっくりと時間をとって内省することも大切です。
②成長のスピードアップ
企画やプロジェクトの成功はお約束できかねますが、あなたが看護管理者として成長することはお約束します。しかし、コーチが「教える」ことはありません。あなた自身が「気づく」ためのお手伝いをします。たった1度のプロジェクトの成功よりも、その後多くの成功を生み出す可能性を秘めた『あなた自身の成長』の方が魅力的だと思いませんか?
③処理速度の向上
コーチングでは論理的思考だけでなく、感情にもアプローチします。しっかりと感情を味わうことで、「頭でわかっていても行動に移せない」といったジレンマを解消します。あるクライアントさんの言葉を借りれば、コーチングは「心と頭のデフラグ(断片化された情報を整理整頓すること)」と言えるでしょう。心にも頭にもスペースを設けて、あなたの処理速度を高めます。
④『締め切り効果』で行動を促進
お正月の「今年の目標」のように、一人で「○○をやろう」と決意しても、なかなか継続してやり続けることは難しいと思いませんか?コーチは、あなたの「自分との約束」の証人でもあります。あなたの決意をコーチに宣言することで、それは「他人との約束」となり、約束した期日を意識した行動が起こせます。締め切りがあることによって、是が非でも行動を起こさなければいけないようにプレッシャーを前向きに活用してください。
⑤ブレない軸をつくる
顧客ニーズの多様化、組織のダイバーシティ推進(多様な人たちが一緒に働く)などにより、何を軸にしていけばブレなくなるのか、迷っていませんか?コーチングでは、目の前に起こる出来事に振り回されないよう、あなたの内面を見つめ、しっかりとした基盤を作ります。人生の目的と呼んでいますが、あなたがどのような価値観を持ち、どのような影響を与えていくのかといった影響力の根幹を太く育てていきます。
以上、5つのメリットをご紹介しました。
続いて今度はデメリットもご紹介します。
①変わる覚悟が必要
生物学的な用語で「ホメオスタシス(恒常性)」という言葉をご存知ですか?これは整体を一定に保つ仕組みのことです。例えば、体温や血圧などを一定の範囲内に保っているのも、このホメオスタシスの働きです。実はこのホメオスタシスのような効果は、私たち人の思考にも影響をもたらすようです。つまり、変化することに危険を感じるのです。例えば、「あの人のような多くの人脈を持ちたい」と強く思っていても、「性格が内向的だから仕方ない」などと、自分を無理やり納得させる人もいます。これは人脈を持つと、「今以上に多くの人と関わらなければならい」「嫌いな人とも笑顔で接しなければならない」「多くの人から嫌われるかもしれない」と言った、いわばこれまでの経験から作り出された『思い込み』がブレーキをかけています。つまり、思考がブレーキをかけて「今の自分をキープ」しようとしているのです。コーチングではこの思考のブレーキを外して、積極的に変化を促進します。具体的に言うと、「やる」のか「やらない」のか、その場その場で決断を迫ります。しかし、その先にはあなたの成長が待っています。成長には「変わる覚悟」が必要です。
②経済的負担
コーチングには費用がかかります。しかしコーチングは、車や家と違って形のないものです。形のないものにお金を払うことは勇気がいることでしょう。しかし、過去にあなたも受けたかもしれませんが、私たちコーチは『家庭教師』のようなものです。しかも、大学生のような素人ではなく、専門的で高度なトレーニングを受けたプロフェッショナルです。少し高く感じるかもしれませんが、自分への投資としてふさわしいかどうかを、ご自身で判断してください。
③時間的制約
今まで忙しく仕事をしてきた人ほど、自分を振り返る時間が少ない傾向にあります。振り返るよりも目の前の仕事を終わらせることの方が大切だと感じるかもしれません。しかし、きちんと振り返りを行ってこそ、質の高い改善策が見出せるものです。コーチングの時間は、いわば「自分戦略会議」です。組織やチームにおいて戦略会議が重要なように、管理者としての成長を考えることもとても重要だと思いませんか?経済的負担と同じく、自己投資として必要かどうかの判断が必要です。
以上、メリット5つとデメリット3つをご紹介しました。
コーチングを受けるかどうか迷っていらっしゃる方は参考にしてみてください。
費用
看護管理者限定パーソナルコーチング
【継続セッション】30万円(税別)/6ヶ月 →期間限定割引中!詳細は無料体験にて
導入(初回)セッション :90分 × 1回
継続コーチングセッション:60分 × 5回
※体験コーチングは、お一人様1回限り(60分間)
※お支払いは、個人、病院のどちらかをお選びいただけます